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模範解答はいらない、自分の答えを導く方程式

最大の解体である死、付随する最大の創造とは?

続きます。

最大の解体は死であると述べました。
また、解体・創造はセットの運動である
とも述べました。

では、最大の解体のあとに付随しておこる
最大の創造とはどのようなものでしょうか。
それはすなわち死″後″にあたるわけで、
ここに関しては私の個人的考察(半分祈り)です。
一人の存在者として、死後という最大の
創造について思い巡らせてみました。

~少し寄り道します~
存在者である私たちがかたちを失うことで、
存在そのものになるのではないかと
思います。すべてのはじまりで、すべての
原子で、すべてを含むあの″存在″です。
かたちなく想像することはできない中で
わずかな想像力のはねを広げてみるに、
〈目を閉じて太陽を見た時〉のような状態
つまりまぶたを通して見える太陽光のように
なるのではないかと思う。その光に包まれ、
同時にその光そのものになるイメージ。
一色ではなくて無数の色の光があつまり、
白っぽい光になっているような。

その状態にたいし、死後のわたしは
意味を求めることはないでしょうが
今生きているわたしの感覚では
悪いものではないように思っている。

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天国や地獄といった異世界を想像する人や
輪廻転生でまたこの世界に生まれてくると
考えている人、あるいは完全な無になると
いう考えの人やそもそもこの現実は
夢のようなもので死によって目覚めると
考える人もいると思う。
けれどやはり、存在の起源が解明できない
ように、その終わりも解明できないのだろう。
唯一私たちにできることがあるとすれば、
意味付けることなんだろうな。