ずっと、愛の周辺をぐるぐる
まわっている
存在は愛、存在者は愛をわけもつ
かたちあるもの、かたちの輪郭が
境界線、境界線が蕩ける瞬間に
感じる幸せ、幸せは権利生ききることが
意義、存在意義は各々ふさわしい在り方で
意味というエネルギーを燃やすこと、
ふさわしさはかたちによって異なり
在り方も多様・多面的、エネルギーによって
解体・創造という運動が引き起こされる、
分解・統合をへて世界は咀嚼され
せかいが拓かれていく、引き受けた世界へ
ことばで迫り立体性を獲得し
言葉として世界へ還元していく、
各々の地点から見える世界を重ね
超立体的球体を描こうとする試みが
三次元における四次元の追求、
三次元と四次元の間にある「存在の壁」、
超えることはかたちを失うこと、
かたちの有限性が克服されるすなわち
無限性という次元が加わるということ、
それは境界線もなく不可逆的な時間も
吸収されるということ、
すべてが無限に永遠に在ること、
それが存在であり愛ということ。