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模範解答はいらない、自分の答えを導く方程式

整形、それは君が見た光?②

 

 タイトルの元ネタは全国区だった

ろうか…?無駄に気になるけど、

引き続き「整形」について!

 

整形するかいなかの差をコンプレックスで

片付けてしまうのはつまらないので、

もう少し詳細にできぬものかと考えた

ところ4つに分類できる気がしてきた。

※美人は個性のない顔と

きいたことがあるので、美人でない方を

個性的と表現して進めていくよ!

 

 

①自意識が高い×個性的~やや個性的な容姿

これは整形する人のなかで3割くらい

占めるんじゃなかろうか。

自意識は、わたしに注目してほしい、

いや注目されるべきだという思いに近い。

(もっと言えば、認められたいであり、

掘りさげると存在論になるが今回の

主旨ではないので割愛します)

 

この手の人は自意識が満たされる場を

うまく見つけたり、

他に強固な軸を形成していたりすると

整形に傾く比率は少ないように思う。

目的は造形美ではなくあくまで

注目の的である自分、だからだ。

しかし、うまく昇華されないと

短略的に整形へ向かいやすい。

 

②他意識が強い×やや個性的~個性的な容姿

全体の4割くらいを占める気がする。

積極的に注目されたいというよりも、

周りからの見え方や他者からの期待に

影響されやすいタイプだ。

プチ整形が流行れば、気になってたし

やってみようかくらいの感覚で

手を出す。

この手の人は、周りの動向が自らの

行動の指標であるから、さしたる

覚悟がないという点で一番怖い。

失敗例やメンテナンスの必要性等も

知ってはいても、「みんなもやってる

みたいだし、たぶん大丈夫でしょ」と

簡単に境界線を越えてしまう。

失敗したときはもちろんだが、

周りの動向が変わったときに後悔する

場合がある。例えば、結婚を考えていた

人が整形反対派だった、とか。

Yahoo!知恵袋で相談して自業自得だ、

と言われ落ち込むだろうか。

あなたは悪くないですよ、運気が

悪いのですという言葉に吸い寄せられ、

胡散臭い占い師や虚空な目をした

新興宗教会員にこれだ!とばかり

ついていくのだろうか。

 

③美意識が高い×やや個性的~個性的でない容姿

これは二割五分くらいかな?

自意識、でなく美意識。

それは、自分の中に美しさの観念があり

自らの容姿について各々の美意識で

評価するタイプだ。周りから

きれいと言われようが、自分の思う

美しさでなければ意味がない。

 

この手の人は、整形へ全面賛成ではなく

①や②のような整形へは嫌悪感さえ示す

ことがある。センスのない整形は、彼女らの

美意識からすれば認めがたく、

同じ整形だとひとくくりにされたくない

と感じるのではなかろうか。

ある程度のところで打ち止めできれば

満足するのかもしれないが、

美意識のあまりもう少しあとすこしと

繰り返し細かな修正を重ねていく人も

多い。そのうち、あまりに整いすぎて

人間味がなくなるのはこの手の人だ。

自分は満足(あるいはもう少し習性可能)

と思っていても、ごく一般の人から

みればなんともいえない異様感がある。

脱毛サロンのお姉さんの、脱毛しすぎて

生気が感じられないあの感じ。(どの感じW)

 

この手の人は、老化にともない

割合的に増えてくる。

(老化の恐怖体験に人一倍おののくのも

このタイプだろう。)

エステの延長線上的な感覚で

通うのは、近々ステータスになるやも

しれない。

 

 

④戦略的な野心家

これは、残りの五分くらい。

ざっくりまとめたけど、要は美しさという

評価軸を効果的に利用しようと考えて

いるタイプだ。

①~③までは頑張っても小悪魔にしか

なれないが、このタイプは例外なく

悪魔的である。

あまり見るタイプではないが、

ある目的のためなら整形も厭わないという

考え方をしている。

いわば、外交カードとして有利なら

整形でもなんでもしようという感じ。

 

この手の人は、恐ろしく賢い。

(少なくとも賢さを隠すくらいには賢い。)

そして、くだらないプライドは持たず

いざという瞬間以外はひっそり潜伏

している感じ。

容姿にかかわらず、このタイプの人にとって

その辺の男をおとすことくらいわけない

ことだし、実際モテてきたかもしれない。

しかし、そのゲームには飽きてしまって

もっと魅惑的な目的へ熱意を抱いている。

 

 

まあ、大雑把な分類でしかないが

こんなところか。

そう考えてみると、単純にいい悪いの

問題ではなくて、目的と手段が

合致するかが満足感の鍵だと思う。

整形は自由意思だ。禁じられてもいない。

ただ、倫理的な問題としてルールは

守った方がいい。例えば、結婚を

する前に整形について告白するとか。

「言って取り止めになるなら愛ではない」

とかそういう話ではない。

(そうやって取り乱して被害者面する人は、

自分の打算を棚にあげてないか?)

結婚相手の意志を一人の人間として

尊重するから、言うのだ。

「こんなわたしでも受け入れて!」

という己の際限ない願望のためではない。

また、後々ばれて揉める要素をつぶすため

でもある。

 

ちなみに、③のタイプと結婚する男は

素朴に女の生態を読めない

(金はあるかもしれないが)ヒエラルキー的

に格下のタイプか知った上で自らの

所有欲を満たすために結婚するタイプ

なので言わなくてももめる心配はない。

④にいたっては、もう好きにしてください

という感じですね…!

 

 

 

なんだかんだ言ったけど、

やっぱり人間嫌いじゃあないな。