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模範解答はいらない、自分の答えを導く方程式

死にたさとの向き合い方

 

こんばんは

死にたがり界の新星、

ぴーやまです。(どや)

 

まったくどやるとこではないけど、

唯一真剣に向き合ってきたことと

いっても過言じゃないわけで。

誰になんといわれようとも(むしろ、

なにもいわれなくとも!!)

誇ってやろうと思っているわけです。

てことでさっそく、ぴーやま流

死にたさとの向き合い方、いくでー!

 

 

①死にたさは、まず「点検確認」

死にたさがもたげてきたときに、

百人一首かな?って勢いで

吹き飛ばそうとする人がいるんですが

ピー!お手つき!!

瞬発力、まったく発揮しなくていい。

むしろしてくれるな、といいたい。

 

死にたいも様々で、明確な理由が

ある場合とそうでない場合がある。

いずれにしても、初動は「点検確認」。

 

死にたい…ん?死にたい?

ああ、″死にたい″ね。

 

こんだけ。心の中で指差し確認!

(できればぽそっと口に出してみよう)

言葉にすると簡単だけど、

これはなかなか出来ない。

いや、でも、だって…と思いたい

欲求の方が強いもんね。

そんなことない、と打ち消した

つもりになって死にたくなくなるように

つまり生きたくなるように(安易に)自分を

仕向ける方が簡単だ。

自分の欲求と世間の要請が

一致すれば摩擦もないから一石二鳥、

うまくすれば死の直前まで

ごまかしていられるもんなぁ。

 

 

②死にたさは、理想とセット

「理想のないところに死にたさはない」

なんかかっけー。しびれるー。(棒読み)

けどこの意味を考えてみると、結構重い。

理想って叶ったらなくなると思うじゃん?

否!理想はプロジェクトじゃないから。

叶ったのは、形象化した理想の一側面

であって、届かないものへの

希求(祈り)こそが理想の正体。

つまり、かたちの特性である

有限性を超えること、

だから理想はなくならない。

究極の理想は、(恐らく)彼岸にあるから

死にたさがセットになる。

「死にたいは、生きたいだ!」

というややぶきっちょな翻訳がおきるのは

この辺がごっちゃになってるからだろう。

生きたいは、有限性に固執することで

ある場合も少なくない。だから、

生きたいとセットなのは理想でなく

願望という方が近い。

 

 

③死にたさは、解体期に自覚される

創造期は、気分も明るく心豊かで

世界を愛し世界から愛されているぞ、

という充足感を持ちやすい。

けれども、せかいを解釈し世界を拓く

鶴嘴となる「ことば」は、

解体期(特に解体後期)に見つかりやすい。

その間、重低音で響いているのが

存在者の内から溢れる永遠への旋律。

創造期の時だってもちろんあるけど、

芯に近いところからだから

よほど注意して耳をすまさないと

聞こえにくい。

その点、解体期は内へゆっくり

沈み込んでいくものだから

音の輪郭がよくわかる。

それをしっかり掴んでおいて、

創造期に世界を拓いていく際の

北極星にする。

 *かたちそのものを理想とすれば、

近眼的ゆえ不和を生むしうつろいゆく

かたちに無力感を抱くことになるが、

解体期にみつけたかたちないものへの

希求は永遠を見据えることになる(と、思う。)

 

理想は、解体期に見つかる。

片鱗を掴んでおくことだけが、解体期

の仕事であって豊かな過ごし方だ。

基本的に早く終わってほしいな、

と思っちゃうけど解体を経ない

ほんとうの創造なんてないことに気づく。

積み重ねていくものだと思っている″創造″

なんて、吹けば飛ぶ軽さだ。

ほんとうの創造は、かたちがガラガラ

崩れた後、一つ一つ積み上げていくこと。

解体期は「さてはて、どっから手を

つけるかなぁ」と破片と対峙する期間。

(やり過ごすのはもったいなさすぎる!)

ことば1つでも掴んでやろうと

奥歯噛み締めて立つ。歯ぎしり身悶え

ながら、睨みつけて目を離さない。

その野心は最期まで持っていたいな。

 

そして、改めて理想を求める道をいく。

持ち続ければ、確固たる信念がうまれる。

信念は、万人から認められるものではない。

その地点でなら万物を認められる、

それが信念だろうと思う。

 

 

 

⑤死にたさは、独りで対峙する

誰かと慰めあえるもんじゃない。

自分自身の声に耳を傾け、

独りで向き合わなくちゃならない。

見ないふりしたってなくならないし、

慰める必要なんてない。

有限性に固執して願望のために

生きるなんてよほど空しいよ。

 

創造期は思い切り世界と向き合えばいい。

けど、解体期は自分とじっくり向き合おう。

パンドラの箱を開けて語り明かそう。

遅れをとる?何のために生きてるか

わかりもしないのに、何に遅れるの。

どこに向けて生きるかは、自分と

向き合った後で北極星に誓うこと。

安易な生き甲斐を求めるな。

自分を小さく見積もるな。(と言い聞かせる)

 

 

⑥死にたさは、滅するものではない

滅しようとする必要はなく、

また滅することができるものでもない。

誤魔化すことはできるけど、

かたちに溺れるのは淋しい。

どうせなら、かたちに挑み

虚しくなっていたい。その空間に、

かたちない光が満ちるから。

それで、十分だ。

 

⑦死にたさは、抱きしめるもの

もののあわれを知りながらも、

かたちを受けとること。

一番いい方法は、自分を抱きしめること

だろう。

抱きしめて、頭を優しく

優しくなでて。死にたいねぇ

そうだねぇ。いつか死んでしまうねぇ、

そうだねぇ。なんでだろうねぇ、

そうだねぇ。

 

万物は、かたち故に変わりゆくし

孤独だ。有限だ。

我々は、かたちの虚しさを遠くで

知っているのだろう。

だからこそ、永遠を希求する。

その祈りも、虚しさに寄り添うように

あり、遠くで知っているんだと思う。

 

死にたいを認め、抱きしめよう。

虚しさと共に永遠を、抱きしめよう。

 

 

 

 

ちなみにぴーやまは

死にたさの定点観測が趣味(!)。

 

寝る前に、目が覚めたいか否か?

覚めたくない、を選んだのを

点検確認して、寝る。そして目覚める(笑)

ああ、まだかたちだな。

しゃーない。かたちのまま、迫ってやんよ!

そんな感じ。形而上に理想を描き、

形而下を泥臭く人間臭く生きる。

否、生ききる!

たまに目覚めたいを選ぶのも

人間臭いってことでオッケ~てことで(^o^)

(てきとーか)