せかい地図更新中。

模範解答はいらない、自分の答えを導く方程式

テンプレ、視野に入らず

 

思い返すと、見ているようで

全くみていなかったらしい。

大学時代の同じクラスのメンバーが

どのような人物であったか

ほとんど思い出せなかった。

だいたいあのグループの人かな、

くらいにはかろうじて覚えているものの

だからといって知ろうとも思わなかったし

現在の状況にも興味がなかった。

自分では色々興味を持って動いていた

四年間だったのになぁとぼんやり

考えていたが、なんてことはない。

面白くなさそうだからだ。

 

入学して同じような服装、髪型の

人たちとつるみだし、

異性間交流もそれなりにこなし、

サークルも軽めのに入ってコンパに

あけくれ、真面目に授業を受ける人を

小馬鹿にしながらツテで過去問や

ノートのコピーを集めて単位もなんとか

とり、3年の秋に急に黒髪短髪で

スーツに身を包み耳障りのいい会社から

内定をもらい、卒業まで遊び呆ける。

申し訳ないがこんなイメージしかないし、

現状聞く限りでもおよそ外していない。

なんだろうこのつまらなさ。

斜にかまえて生きることがかっこいいとでも

思っているのか知らないが、

自分の言葉なんて一つもなさそうな

ペラペラ感。

 

教育は拓かれるべきだと思う。

故に大学も無償化が望ましいが、

同時に高等教育機関として

協調性にとみ創意工夫のできる人材を

育てる責務も改めて胸に刻んでほしい。

考えなしになんとなく流されるまま

半径五メートルの幸せだけを求める

ならば、はっきりいって大学までの

教育は必要ない。

学校にとって学生は客であるが、

とりあえず卒業させてどこにでも就職

させるだけなら、単なる就職養成機関

だろう。学問を修めるところであり、

学んだことは活用されるべきだ。

そこの信用が担保されない限り、

いくら教育が重要であっても

税金を投じる謂れはないだろう。

 

 

急に厳しい(笑)

でもモヤモヤしてたんだよな、

教育の無償化に対する見方の温度が

違うような気がして。

そして、テンプレ大学生たちは今、

資本主義を疑わぬが従うしかできない

テンプレビジネスマンだ。

会社の文句をたれ、世間を知った

顔をして、アイコス片手に安酒ですか。

結構なお手前で!