労働は、仕事ではない。
仕事は、生きることそのもの。
(なぜそれでも生きるかを問い続けること)
労働は、労働力や時間の対価として
金銭を得て、生活に役立てるためのもの。
だから、労働力や時間ともらえる金銭を
天秤にかけて、条件のいい方を
選べばいい。
社会貢献とかスキルアップとか
やりがいとか将来性とか、
色々考えて悩むこともあるだろう。
今までもあったし、これからも
節目節目にもたげてくるはずだ。
だが、考えてみればどんな労働も
似たりよったり。
仕事に集中していないから、
手軽に変えられる労働に目が向くだけだ。
仕事に集中するためにも、
下記のことを忘れるな。
【なるべく少ない労力と時間で、
妥当な生活に足る金銭を得られる労働を選べ。】
これである。
具体的に言えば、
●一日の標準労働時間は、8時間以下
(&慢性的に残業はない)
●年間休日は、125日以上(&有給とりやすい)
●労働時間以外、労働のことを考えずにすむ
●肉体的、精神的負担が少ない
(ハラスメントがはびこっている、
ノルマがきつい、売っているものがやばい、
夜勤があってリズムが乱れる等の状況は避ける)
業界と会社の立ち位置も重視したほうがいい。
新規参入の難しい既得権益がある
業界は比較的穏やかであることが多いし、
下請けが多数存在する業界は下流に行くほど
厳しい。
そして、求人票の甘い言葉に惑わされず、
働く人と面接官をよく見ること。
疲れた顔してるとか、胡散臭いとかね。
社員を大切にする会社かどうかは、
ケチ臭くないかでおよそ図れる。
貧乏くじ引かないように、守れるのは
自分だけ。直感を信じろ。
労働以外の生活部分との両立に迷ったら?
まず、金銭を得たい目的と目標金額・期間を
明確にすること。
現状働き続けた場合と、
転職や退職の道を選んだ場合で
達成可能性を計算すること。
感情ではなく、論理で考えて冷静に動くこと。
大事なのが、外的リソースを
一緒に計算することだ。
例えば夕飯は毎日作らなくていい、
パートナーが家事育児協力的で○○は頼れる、
実家が近いから病気のときは頼める等
時間や労力を(気持ち割り引いて)計算に
入れる。
逆に、金銭面に関してはかなり割り引いて
計算に入れておくこと(夫の給料、
実家の相続等)。
何があるかわからないからね。
むろん、目標とすべき金額は
"妥当な"生活という点を忘れてはならない。
特に教育費と住居費。青天井にしないこと。
予算の中でやれるだけのことをする。
自分が触れたことがないような生活を
描くべきではない。
等身大であれ。