正論は傷つけることがある
世間一般の正しさであれ、個々の正義感
であれ、何かを選ぶ際正しい道というものを
意識するだろう。
この選択は、正しいのか。
望まない妊娠であったとき、
産むかいなか
不慮の事故により植物状態に
なった人を、生かすかいなか
そこまで究極でないにしろ、
いつも選択するときに頭を掠める。
正しさとはなにか、正しさより
大切なことはあるか、誰に対する
正しさか。
とても難しいけれど、本当に大切に
したいこと、良いこととは限らないそれを
あぶり出すために
正論をぶつけるのは有効だと考えている。
傷つけるのは、その本当を隠している
見栄やエゴや臆病や怠慢であって、
本質ではないからだ。
正論を自分にぶつけるのは
本質に迫るため。他人にぶつけるのは
エールだ。